不用品回収ビジネスを運営するためのコストとは? 詳しく解説!
- Maneko
- 4月9日
- 読了時間: 3分
不用品回収ビジネスは、需要が高まっていますが一体どのようなコストがかかってくるのでしょう。トラックの維持費やガソリン代、リサイクル施設の利用料金など、どのような費用が発生するのかを詳しく解説します。
1. トラックの購入・維持費
トラック購入費
維持費
- 保険料: 業務用車両保険料は、年間約10万円~20万円。
- 車検費用: 1回あたり10万円~15万円。
- メンテナンス費用: タイヤ交換やオイル交換など、年間5万円~10万円程度。
- 駐車場代: 月額1万円~3万円(地域による)。

2. ガソリン代
ガソリン代は、回収エリアや走行距離によって大きく変わります。中型トラックの燃費は約5~8km/Lとされており、1日に約50km走行すると仮定すると、1日の燃料費は3,000円~5,000円程度となります。
例)
1Lあたり160円の場合、50km走行で約6L消費 → 960円
業務規模によって月間燃料費は約3万円~10万円が目安です。
3. リサイクル施設や処分場の利用料金
リサイクル施設の料金
家電リサイクル法に基づく家電製品(テレビ、冷蔵庫、エアコンなど)のリサイクル料金が発生します。これらの料金は、最終的に顧客から請求しますが、以下の料金を業者として負担する必要があります。
- テレビ: 約2,000円~3,000円
- 冷蔵庫: 約3,000円~5,000円
- エアコン: 約1,000円~2,000円
一般廃棄物の処分料金
処分場に持ち込む際の料金は、地域や廃棄物の種類によって異なりますが、1トンあたり5,000円~15,000円が相場です。

4. 人件費
ビジネスが拡大するにつれて、作業員を雇用する必要があります。人件費の目安は以下の通りです。
- アルバイト: 時給1,000円~1,500円(1日8時間稼働の場合、1人あたり8,000円~12,000円)
- 正社員: 月給20万円~30万円+社会保険料
小規模なビジネスの場合、最初は1人または2人で運営し、規模が拡大したら人員を増やす方法が一般的です。
5. その他のコスト
宣伝・広告費
顧客を集めるための広告費も重要です。
- チラシ配布: 1万部で約5万円~10万円
- オンライン広告: 月額2万円~5万円(Google広告やSNS広告)
- ウェブサイト運営: ドメイン代やサーバー代で年間1万円~3万円
必要な許可取得費用
不用品回収ビジネスには「古物商許可」や「一般廃棄物収集運搬許可」が必要です。これらの取得にかかる費用は、地域によりますが2万円~10万円程度が目安です。
備品や作業道具
-手袋、作業服、工具など: 初期費用で2万円~5万円
-梱包資材(段ボール、ガムテープ): 月額5,000円~1万円

6. コスト合計の目安
初期費用
- トラック購入費 : 100万円~500万円
- 許可取得費用 : 2万円~10万円
- 備品・作業道具 : 2万円~5万円
- 広告費(初期): 10万円~30万円
- 合計 : 112万円~545万円
運営費(月額)
ガソリン代 : 3万円~10万円
リサイクル料金 : 2万円~5万円
人件費(1~2人): 20万円~40万円
メンテナンス費用 : 1万円~2万円
駐車場代 : 1万円~3万円
広告費(継続): 2万円~5万円
合計 : 29万円~65万円
まとめ
不用品回収ビジネスを運営するためには、初期費用と運営費の両方を考慮する必要があります。トラックの維持費やリサイクル料金、人件費など、さまざまなコストが発生しますが、適切なコスト管理と効率的な運営によって収益を最大化することが可能です。特に信頼できる処分先や効率的なルート計画が成功の鍵となります。不用品回収ビジネスを始める際の参考にしてみてください!




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